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弊社製太鼓のこだわり

■革色について

弊社使用の太鼓革は昔ながらの天然加工で仕上げているため、色合いについては一色、一定ではございません。しかしながら長期間の使用に耐えるとともに、音色が非常に良く、ご使用者各位に誠に好評をいただいております。

逆に極端な色白の革は処理・加工の際に薬品を使用したものである場合も多く、そういった革は音色、耐久力に劣ることが極めて多いという事実を申し添えます。

■胴仕上げについて

弊社では、くりぬき胴(一部の小型太鼓や塗り物を除く)に、必ず職人によるカンナがけによる仕上げを施しております。

木材を鋭利な刃物により仕上げることで、塗装の光沢や表面の耐用度に良い効果を与えます。

■豊富な原材料と信頼の技術

弊社では、各種寸法、形状、素材の太鼓胴や太鼓革、木材といった原材料類について、良質・即加工可能な状態で豊富に取り揃えておりますので、大量・短納期のご要望やご予算に応じたご要望に柔軟対応させていただいております。

また、太鼓胴づくり、張り上げ、木工をはじめとして、金工、漆塗、金箔押、彩色といった太鼓を作るために必要な工程を、自社内もしくは伝統工芸のまち・京都の熟練職人の手によって、弊社管理の元一貫して賄っております。そのため品質管理の行き届いた責任ある製品を、短期間の製造日数と最適価格でご提供いたしますとともに、規格外製品や各種神具、仏具、祭礼具のご要望に対しても迅速かつ柔軟に対応させていただいております。

太鼓のメンテナンス・保管について

■メンテナンスについて

太鼓革は「生革(きがわ)」というものです。野球グローブや靴、かばん、さいふ、ジャンパーなどのいわゆる「なめし革」ではありません。「なめし革」は靴磨きに代表されるように専用オイルで手入れをするとツヤや発色がよくなるものもありますが、「生革」に対してはそういったお手入れはむしろ良くありません。乾いた布でホコリなどをはらう程度で十分です。即ちお手入れに特別なメンテナンス方法は不要なのです。(胴も同様)


ただし太鼓は水分、直射日光、風、この3つに弱いため、
●雨天での使用
●屋外での放置、保管
●室内でも湿度の高い場所や、風が当たり続ける状況(エアコンの風が直接当たり続けるなど)での保管
等は避けて下さい。

やむを得ず太鼓を濡らしてしまったときは、すぐに乾いた布で水分を拭き取って「陰干し」して下さい。
●「日光干し」「風干し」は厳禁です。


■保管について


出来るだけ湿度が低く、日光が当たりにくい場所で保管して下さい。例えばお寺のご本堂、学校の体育館・音楽室ならほぼ大丈夫です。一般のご家庭でも普通の部屋であれば問題ありません。

●エアコンの風が直接太鼓に当たる場所、暖房器具の近くは避けてください。
●風通しが良い場所は大変良いですが、直接風にさらされ続ける場所は保管に適しません。

太鼓を風の当る場所に置かざるを得ない場合は、布や毛布等を1枚掛けておかれるとよいでしょう。

★締太鼓系の太鼓は、ご使用後その都度、調紐やボルト等を緩めて保管していただくと革の音質や耐用年数の

延長に効果的です。


太鼓ご使用の注意点

●革にお酒を吹きかけるのは良くありません!

よくお祭りなどで景気づけにお酒を太鼓に吹きかける方や地方もあるようです。お酒は、アルコールに揮発性があるため乾きが早く、水で濡れるよりはマシですが、できることならお避けください。ましてや「太鼓に良い」ということは絶対にありません。

●叩く場所を出来るだけまんべんなく散らばせて叩く。

革の一箇所を決め打ちしてそこばかり叩くと、その場所のみ磨耗して穴が空いてしまいます。他の場所がいくらきれいでも、革に一箇所穴が開くと、良い音は出ません。「張替え」ということになってしまいます。私たちが革張替えのご依頼で張り替える太鼓の中にそういった太鼓がたまにあります。
どうしても叩き手さんのクセがありますので、万遍無く革を叩き分けるのは意外と難しいのですが、意識して試していただくことをお勧めいたします。そうすることで革の耐用年数が変わってきますし、まんべんなく革を叩く=革「全体」がやわらかくなる=音の響きが良くなるという効果もあります。

●胴のふち(かど)や胴本体を叩かない。

これも地方や団体によって独特の叩き方があって難しいのですが、よく胴のふちや場合によっては胴本体の真ん中を合いの手のように叩かれる方がいらっしゃいます。出来ればこれも避けた方が良いでしょう。あまり胴のふちを叩きすぎると、角が丸くなり、それによって革の緩みが極端に早くなります。
また角が丸くなるだけならまだしも、場合によっては胴のふちが内側に折れ込んでしまい、大幅な修理を余儀なくされてしまいます。胴本体真ん中を叩かれるのも、胴がへこみ傷ついてしまい、こちらも場合よっては太鼓の耐用年数を縮めてしまいます。
合いの手に「カッカ」という硬い音が必要な演奏の場合、胴のふち(かど)や胴の真ん中を叩かず、革を留めてある鋲を叩くようにしていただくと良いと思います。これであれば太鼓胴本体に破損をきたしません。バチは確かにへこみやすくなりますが、太鼓本体を修理することを考えると、はるかに経済的です。
また、どうしても太鼓胴本体や胴のふち(かど)を叩く必要がある場合は、ヒノキなどやわらかい素材のバチをお勧めします。
またご修理・新規ご注文の場合に、胴を叩かれる旨おっしゃっていただけば、ある程度事前の加工にて対応できますので、お取り扱い業者様にその旨ご相談ください。


太鼓のご修理について

■太鼓がこわれてしまったら


革が破れる、胴が割れる、虫に食われる・・・いろいろな理由でお持ちの太鼓が壊れた場合、ほとんどの場合で修復が可能です。太鼓は長生きです。場合によっては新品同様に復元できることも少なくありません。こちらも遠慮なくご相談下さい。

 

※太鼓修復の一例

胴表面の傷、色あせが目立つ

古い太鼓でも・・・

 

一皮削ればとてもキレイな

地肌がでてきます

 

傷の補修、塗装をし胴を

仕上げます・・・

革を張り上げ完成!まさに新品同様に回復します。

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